稀少 難有 Astro Berlin FERNBILDLINSE 200mm f:5 アストロベルリン 軽量 細身の望遠レンズ 42mmスクリュー 状態要確認 改造ベース用 ヴィンテージ
コレクション整理のため出品します。 
古いヴィンテージレンズです。 現状でのお渡しになります。 コンディション等こちらで把握していることをできるだけ記載しますので、写真と説明文をよく確認いただきましてご入札の検討をお願いします。稀少なレンズですが、各所状態に難があるためご納得の上でのご入札をお待ちしています。
ドイツ、アストロベルリン社の1935-40年ころの製造と思われるレンズを入手して、変換パーツ、ヘリコイド等組み合わせてミラーレスカメラにて使用していました。 入手時からマウント部がない状態で46mmのオスネジが切ってありましたので、変換リングを介して42mmスクリューに変換してフランジバックを合わせて、SONY a7、Fuji FXマウント APS-Cのミラーレスカメラで使用していました。今回出品するのは（画像1と2）のレンズヘッド＋鏡筒部分（絞り、距離ヘリコイド）＋46mm-42mmの変換リングまでの部分です。 （画像9と10）は取り付け例とサイズの参考用ですので、カメラボディや他のレンズ、上記以外のアダプタ、ヘリコイドは付属しません。 M42のチューブや使用するマウントへの変換アダプターはご自身でご用意ください。

あまり日本語での情報がありませんが、清掃のため前側からレンズを取り外したところ1群2枚貼り合わせのダブレット、古典的な望遠レンズの構成かと思います。 開放値f:5と暗いながらもシンプルなレンズ構成のため、細く軽いものとなっています。 シリアルナンバー29000番台、1935-40年ころの生産と推測されます。 
レンズの状態は難有りです。 大傷やバルサム切れはありませんが、角度によって細かい拭き傷、カビ跡かスポットヤケと思われる色ムラが見えます。 （画像6はいちばん目立つ角度で撮影したものです。 目立たない角度だと画像5のように見えます。） コバ落ちはなくきれいですが、金枠の下にあたるレンズの縁に細かいチップがあります。  清掃はしましたが、鏡筒内部の反射防止素材の特性上細かいチリ、ホコリの混入はあります。  拭き傷やクモリで白くなっているというわけではありませんので撮影は可能です。 現状でカビはありません。

鏡筒外観は経年のペイント剥げ、スレがあります。 変形や打痕等ありません。 距離ヘリコイドにシールが貼ってあり、以前のオーナーによる数字等の彫り込みがあります。（画像8）
絞りは油ジミやスレなどなくきれいです。 開放から絞り込みまで問題ありません。（画像7） 綺麗な状態と言って差し支えないと思います。距離ヘリコイドは動作問題ありません。

（画像9）FUJI X-Pro1への装着例です。 カメラボディ、M42のマクロリング、シルバーのヘリコイド部、FX-L39アダプタは付属しません。（画像10）サイズ比較用参考画像です。 左からElmar 9cm f:4 Lマウント、Hektor13.5cm Lマウント、Astro Berlin FERNBILDLINSE 200 f:5（本レンズ）をライカL39スクリューのフランジバックに調整した状態。 M42のマクロリング、シルバーのヘリコイド部、FX-L39アダプタは付属しません。付属品は画像1,2に写っているものが全てです。
このモデルは年代によって鏡筒のデザインが異なり、その中でも古い時代のコンパクトなものは分解して持ち歩くと携帯性もよく、デジタル使用では感度を上げれば手持ちでの運用も十分に可能です。 またベローズやビゾフレックス等を介してもいろいろと使いみちがあるかと思います。

委託でもご希望の方を探していただいているので、入札がない場合には終了前に出品を取り下げる場合もございますのでご承知おきください。  お探しの方いかがでしょうか。 ご不明点などありましたら、入札前にご質問ください。