チャイナブランドGineanのHaily Show FuzzというDOD Carcosaのクローンペダルです。新品に近い状態ではオリジナルの箱が付属しますが、裏蓋ビス部分に1か所塗装の剥がれがありますので、写真にて確認ください。取説はもともと付属しておりません。
サウンドについては音を出した瞬間完成度の高さを感じるペダルで、すべてのつまみ12時位置で納得できてしまいます。プリセットコントロールは歪み量調整になっていますが、サウンド的にはオーバードライブ～ディストーションという印象です。フィードバックコントロールも歪み量調整になっていますが、こちらはサスティンがより長くなり、ぶつぶつとしたヴィンテージファズ感が足される印象です。フルアップにすると非常にノイジーで心地よい癖が出ますが、ノイズは非常に少ないです。ハイカットコントロールは右に回すと高域がカットされそうに見えますが、逆に高域が強調されます。ミニトグルスイッチは上のDemhe（デム）モードではより低域が強調され、下のHali（ハリ）モードではよりシャープで明るいトーンになります。ギターのピックアップ（シングルorハム）によって使い分けても良いかもしれませんが、どちらのモードもちゃんと使えるサウンドになっています。
上記の通り、セッティングによってはクラシックロックからモダンファズサウンドまでカバーできる、非常に完成度の高い万能ペダルです。
【仕様】サイズ：約117×70×55㎜コントロール：Preset Volume Feedback Hi・Cut ミニトグルスイッチ（Demhe/Hali）電源：9VDC（アダプターは付属しません）※並行輸入品※本体内9V電池クリップあり
【参考動画】DOD Carcosaとの比較動画https://www.youtube.com/watch?v=tbMhwsyEMOI