御存知！初期King Crimson残党による初期King Crimson再評価プロジェクト「21st Century Schizoid Band」貴重な公式ライヴ盤 「Live in Japan」 CD+DVD仕様盤二枚組 国内盤でございます。
盤共に非常に状態の良いでございます。    

  内容は言わずもがな。

ラインナップは初期名手揃い。
故Ian McDonald(Alto Sax、Vo、Flute、Key、Per)、Michael Giles(Ds、Per、Vo)、Peter Giles(B、Vo、Per)、Mel Collins(Alto/Tenor/Baritone Sax、Flute、Key、Vo)、Jakko M. Jakszyk(Vo、G、Key、Flute)となります。

２００２年１１月６日 (今は無き)新宿厚生年金会館 2nd setでの実況録音・映像収録となります。
非常に優れた録音に映像でございます。    


  近年、突如として復活。

「恐竜文化」と呼び、あれ程忌み嫌った初期楽曲をセットに組み込みファンを呆れさせ、来日公演すら行ってしまった現行”雅楽編成”King Crimson。

「Robert Frippのノスタルジー」とも揶揄されておりますが、ライヴでは案外演奏に加わっていなかったその姿を観て、このバンドを思い出された方々がおられます。


  約二名が参加している事もあるのでしょうか？現行”雅楽編成”King Crimsonの母体となった感のあるバンドではございます。



されど、かのRobert Frippが参加していないという事で独特の演奏の緊張感や現代音楽的な鋭い感覚はございません。

初期King Crimsonの旧メンバーから見た初期King Crimson主観という趣がございます。


”McDonald & Giles”的とでも申しますか...........


  されど演奏・アンサンブルは言わずもがなの出来、期待以上の出来でございます。
案外Jakko M. Jakszykが故Greg lake的なヴォーカルを聴かせるところも非常な聴き所でございます。    


ヴィジュアル系でもアクション・エンターテインメント系でも無い方々でございますので、映像面は渋い職人系ミュージシャンの淡々とした演奏を拝むという感がございますが............................               さて当時の新曲ですが、期待以上の出来。

インスト曲となりますが、初期King Crimson的な感覚を持つシンフォニックな楽曲でJakko M. Jakszykが在籍したLevel42的なジャズ/フュージョンの感覚を取り込みつつ、  抒情的なメロディアスさを持ち合わせる隠れ名曲でございます。  



  現在は入手が困難。この機会に是非。