岩波書店刊 成田の空と大地 闘争から共生への途 隅谷三喜男著を出品させて頂きます。
成田空港開設の閣議決定から三十年。
不信と対決の歴史を経て、官と民が歩みより「話し合い解決」「地域との共生」路線の第一歩が踏み出された。
戦後民主主義の真価を問う成田問題をあらためて検証する。

目次
序―青い空・緑の畑と空港
第一部 新東京国際空港の建設―国家権力と農民―
一 新東京国際空港は三里塚に
二 成田空港反対同盟
三 事業認定と代執行
四 開港後の成田闘争
五 物見よ、夜は何の時ぞ
第二部 シンポジウム―場の設定と成田闘争の総括―
一 シンポジウムの成立
二 成田空港問題をめぐる諸見解
三 事業認定失効論をめぐって―第三回～第六回シンポジウム
四 成田空港紛糾経緯の検証―第七回～第一三回シンポジウム―
五 シンポジウムの終結と成果―第一四回・第一五回シンポジウム―
第三部 円卓会議―成田空港の在り方をめぐって―
一 円卓会議の設立
二 円卓会議と〈共生〉論
三 共生を目指す空港づくり
四 空港問題の所在の確認
五 円卓会議の大団円
結びの言葉
年表
あとがき





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