フランス製のカマルグスエード、1970年後半頃の地名シリーズの一つです。調べたところ、二又に分岐したローヌ川（グラン・ローヌ、プティ・ローヌ）と地中海に囲まれたフランス南部の三角州地帯の地名だそうです。
同色銘品『TOBACCO・ハワイ・アムステルダム・リヴィエラ』と肩を並べる！?
ボディには上質なスウェード、シューレース、タングは極上で肉厚な革が使用されています。これは往年の銘品と素材に変わりはありません。当時は大量生産する時代ではないため、たいへん上質な生地で1足1足丹精込めて作られています。ヨーロッパ生産の多くはユーゴスラビア、西ドイツ製品が主流なのですが、なかでもこちらはフランス製。生地からデザイン、総合的に評判高い品物が良いと言われています。シルエットもスリムで作りがお上品。当たり前ですが、現代のスニーカーと比べ物になりません。しかもこちら、数少ない希少種のひとつと言ってよいと思います。

コンディションですが、ダメージが要所にございます。
全体的に傷汚れ、自然劣化による剥がれ、アウトソールの硬化など現状ございます。その他、USED独特の擦れ跡、使用感などが見られる様子です。
お世辞でも勧めることがむずかしい状態ですが、それを代償としたビンテージ感はたっぷり残っています。最近のダメージ加工やら、ハイテク機で計算された古風仕上げ品とは全くの別物です。本物の雰囲気を楽しみたい方、味わってみたい方、そんな方々へ向けた本品であります。じっくりご検討ください。

トラブル防止の意味でもUSED品に御理解のない方は入札をお控え下さいませ。

サイズ表記「UK8」
製造国/フランス

地名シリーズ/都市シリーズについてですが、モデル名にそのまま国名・都市名・地名（地域）が付けられたモデルの総称です。地名が冠されたモデルは、アディダス独やアディダス仏から、数多く発表されています。でもこれはアディダスに限ったことではなく、ナイキやプーマにも地名・都市名を付けたモデルがあります。

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