大本営海軍部・連合艦隊・戦史叢書・5冊/戦争決意後の政府・大本營の戦争指導の概要と大本営陸海軍部や連合艦隊の作戦指導について記述する

商品説明
大本営海軍部・連合艦隊・戦史叢書・5冊/戦争決意後の政府・大本營の戦争指導の概要と大本営陸海軍部や連合艦隊の作戦指導について記述する

昭和43年- 5冊 1巻と5巻は欠 戦史叢書 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。

まえがき

本書は、昭和十六年十一月下旬、いわゆるハル・ノートを受取ってから、わが国が開戦を決意し、華々しい初期作 戦を経て、翌十七年六月上旬、ミッドウェー作戦に失敗して主力空母を失い、一時これが再建のため攻勢の手を緩め ざるを得なくなり、せっかく開戦以来保持していた米国に対する、先手"を確保できるかどうか、戦局転換の関頭に 立たされるに至るまでの間の、政府、大本營の戦争指導の概要と、大本営陸海軍部や聯合艦隊の作戦指導について記 述する。

これらについての資料は、海軍側に残されたものが少ないので、関係者の戦後回想や陸軍側に残されたものを多く 使用した。その際、関係者の戦後回想は、戦後長年月を経ていることなどから、特にその取り扱いに注意した。また 陸軍側の資料は、当時陸海軍間に思想上かなりの懸隔があったとみられるので、その資料にある海軍側の主張やこれ に対する批判の取り扱いについても特に注意した。

「また海軍の部内においては、海軍部に大きな影響を及ぼしたとみられる聯合艦隊司令長官山本五十六大将の抱いて いた戦争、作戦指導方針は、端的にこれを示した資料がないので、同長官の発言などの一部及びその人物、関係者の 戦後回想などから、これを推定するよりほかはなかった。同長官は、中央の採っている方針では到底成算がないと判 断し、八方破れ" ともいうべき積極作戦により、短期戦に導こうとしていたようである。長年培われ、固定化して いたわが海軍の守勢作戦思想の中で、これを実現に移す方策として、同長官は自己の抱く方針を他に漏らさないよう にしていたとみられる。そのため幕僚は、作戦の研究を命ぜられた場合、その主目的をよく理解できず、その後長官 の言葉の端々などから、しだいに長官の抱いていた主目的がわかってきたようである。

お探しの方、お好きな方いかがでしょうか。

品ですので傷・黄ばみ・破れ・折れ等経年の汚れはあります。外箱傷、小汚れ。2-3冊ぱらぱらとめくった感じでは、書込み・線引き等見当たりませんが、見落としあればご容赦ください。ページ小黄ばみ。ご理解の上、ご入札ください。 もちろん読む分には問題ありません。428043注意事項

できる限りスムーズな取引を心がけておりますので、落札後2日以内にご連絡頂きますようお願い致します。

細部に至るまではチェックしておりませんので、書き込みや蔵書印等ある場合があります。ご理解の上、ご入札ください。

かんたん決済でおこちらの商品案内は 「■@即売くん5.20■」 で作成されました。

この他にも出品しておりますので宜しければご覧ください。