＜C192348＞ 入江為守 肉筆和歌短冊／歌人 冷泉為理三男 皇太后宮大夫 御歌所所長

商品説明 色地金霞引金砂子散 紙本肉筆未装短冊１葉
作品寸法：36.0cm x 6.0cm
保存状態：非常に良好な保存の美品です。

入江為守／いりえ-ためもり
1868－1936。明治-昭和時代前期の官僚,歌人。慶応4年4月20日生まれ。冷泉為理(れいぜい-ためすけ)の3男。入江相政(すけまさ)の父。明治30年貴族院議員。のち東宮侍従長,侍従次長をへて昭和2年皇太后宮大夫。この間大正4年から御歌所所長をかね,「明治天皇御集」「昭憲皇太后御集」編集事業を完成させた。昭和11年3月19日死去。69歳。京都出身。
出典：講談社デジタル版 日本人名大辞典＋Plus 商品状態 非常に良好な保存の美品です。実際の状態を画像にてお確かめのうえご入札下さい。 送付方法 特定記録(450円)／簡易書留(600円) いずれかでの発送を予定しております。
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（2020年 9月 14日 12時 01分 追加）


追加説明 【翻字】
庵月
浅茅生とあれにあれたるいほのうちも
つきにときめく秋の夜半かな 為守

【書き直し】
庵(いほ)の月
浅茅生(あさぢふ)と荒れに荒れたる庵の内も月に時めく秋の夜半かな 為守

【語注】
浅茅生と＝チガヤがまばらに生えている所と。「と」は結果を示す。
時めく＝（月の夜には）もてはやされる。

【大意】 「庵の月」荒れに荒れてしまって浅茅生の庭となってしまったわが庵も、秋の月の夜半には趣深いともてはやされることです。