【久留米絣】は、福岡県南部の筑後地方一帯で製造されている織物です。

伊予絣・備後絣に並ぶ【日本三大絣】の一つで、1957年には【重要無形文化財】に、また1976年には【経済産業大臣指定伝統工芸品】に指定されました。

通気性が良いので夏は涼しく感じ、冬は熱が放出されにくいので暖かく感じることができます。

久留米絣の特徴は、お柄のかすれやにじみです。
絣は、「括り」という技法により予め染め分けた糸にて表し、手作業で作られたお柄には独特の味わいがあります。

工程は非常に緻密で、糸束を縛って染色し、染め上がった糸束をまた一本の糸にほどいてから織り上げます。
完成までに掛かる日数は約3ヶ月。その間30もの工程を経る、大変手間の掛かる染織工芸品なのです。

福岡の伝統工芸品H.P.より


染め・織り共にこだわり抜かれた、九州からの贈り物。
雄大な自然に育まれた藍色の綿織物に、美しいモチーフの数々…
一度身にまとうと素晴らしい風合いに魅了される、貴重な単衣の【久留米絣】をご紹介させて頂きます。


紺と白のミニマリズム。
悠久の時を経てもなお愛され続けている、クラシカルなお柄。
何度も染め重ねることで深みを増してゆく、天然藍ならではの優しくも美しい色合い…


織り糸には上質な”手紡ぎ糸”を用いておりますので、着れば着るほど肌によく馴染み、素晴らしい風合いをご堪能頂けます。
手仕事ならではの軽やかな着心地と、藍染ならではの優美な色合いを、心ゆくまでお楽しみ頂ける逸品です。


お気に入りの袋帯や名古屋帯とのコーディネートはもちろん、お気軽に半幅帯にも合わせて。
久米島紬や琉球紬にも近いお着物ですので、沖縄の染織品との相性も抜群です。


手間暇を惜しむことなく作り上げられた、手染め・手織りならではの美しい【久留米絣】
多くのお着物ファンに愛され続けている染織工芸品をこの機会にお召し頂き、いつまでもご愛用頂ける上質な着心地をお楽しみ下さい。



寸法
身丈 １６５ｃｍ 前幅 ２７ｃｍ 後幅 ３０.５ｃｍ
裄 ６８ｃｍ 袖丈 ５１ｃｍ


素材・状態

綿
一度ご着用された程度の、大変きれいなお品です。

お
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