Jack Bruce(Upright Bass、Cello、当時Cream、ex-Graham Bond Organization、John Mayall & the Blues Breakers)、John Hiseman(Ds、ex-John Mayall & the Blues Breakers、後にColosseum、Tempest、ColosseumⅡ)、 Dick Hecktall-Smith(Sax、ex-Graham Bond Organization、John Mayall & the Blues Breakers、後にColosseum)、John Mclaughlin(G、後にMahavishnu Orchestra、Free Spirits、4th Dimension他)となります。
息抜きやCream解散以降の活動を見越して、本来の音楽性たるジャズを前面に打ち出した作品制作に乗り出し、Graham Bond Organization~John Mayall & the Blue Breakersでの同僚・人脈からミュージシャンを起用。 (John Mclaughlinは街で姿を偶然見つけて、参加依頼でございますが.................)
リマスター前ステレオ・リミックス・ヴァージョン 国内盤未開封新品でございます。
また、今作はオリジナル・ミックスとは異なる仕様がミソ。音響上の理由から音の定位置が異なるリミックスが成された模様でございます。
内容は言わずもがな。1968年8月録音制作となります。但し、録音三日・ミキシング一日というジャズならではの短期間制作でございます。
ラインナップは豪華名手陣揃い。
Jack Bruce(Upright Bass、Cello、当時Cream、ex-Graham Bond Organization、John Mayall & the Blues Breakers)、John Hiseman(Ds、ex-John Mayall & the Blues Breakers、後にColosseum、Tempest、ColosseumⅡ)、
Dick Hecktall-Smith(Sax、ex-Graham Bond Organization、John Mayall & the Blues Breakers、後にColosseum)、John Mclaughlin(G、後にMahavishnu Orchestra、Free Spirits、4th Dimension他)となります。
「Milesが造るジャズがジャズの未来となる」とまで言われたMiles Davisが「何故、若者はロック音楽に熱狂するするのか?」と嫉妬交じりでロック音楽に接近した時代でございます。
ジャズやロック音楽だけでなく時代も大きなうねりを見せる時期。英米問わずMiles Davisの動向が注目されており、そもそもJack Bruceはスコットランド王立音楽院出身(中退)のジャズ系ミュージシャン。
まさにその一人でございました。
自身が創作の中心であったかの”Cream”が大成功を収めているものの、(Jack Bruce含め)度重なるツアーや執拗なメディアの非難に疲弊し、解散を決定した時期でございます。
息抜きやCream解散以降の活動を見越して、本来の音楽性たるジャズを前面に打ち出した作品制作に乗り出し、Graham Bond Organization~John Mayall & the Blue Breakersでの同僚・人脈からミュージシャンを起用。
(John Mclaughlinは街で姿を偶然見つけて、参加依頼でございますが.................)
そもそも中学生時代に残した作曲を基に新たなアレンジを施し、制作されたのが今作でございます。
基の作曲がモダン・ジャズ全盛期という事もあり、それを感じさせる楽曲や音楽性もございますが、どちらかと言えば60年代中期から後期の音楽性で結構スリリング。
但し、John Mclaughlinが後の”Tony Willams" Lifetime”的なギターのトーンという事もあり、結構尖った感覚。またかのジャズ/ロック・バンド”Colosseum”結成前夜という事もあり、次世代を睨んだ感覚がございます。
皆ジャズ系ミュージシャンという事もあり、意思が非常に通じ合う感覚が強いもの。”Cream”時代とは異なる音楽的な喜びが非常に感じられるものでもございます。
当時の英米のジャズの状況を鑑みて、非常に興味深い音楽性となっております。
されど、当時は”Cream”が未だ解散しておらず、今作は非常にジャズ色が強い音楽性。
高品質とは言えど音楽性のギャップに戸惑ったレコード会社/マネージメントが商業性や解散前の”Cream”への影響を恐れ、お蔵入り。
リリースはCream解散後の1970年となってしまいます..................................................
偶然が呼んだ制作でございますが、かのMiles Davisから「アメリカに出てこい!」と言われていたJohn Mclaughlinはここでのギャラを以てアメリカへ渡る事となります。その後の活動は言わずもがな......................................
正に重要な歴史のターニング・ポイントでございます.........................................................
現在では入手が困難。この機会に是非。
注:発送方法は変更になる場合がございます。宜しく御願い致します。