＜内容＞ダビッド・オイストラフ（Ｖｎ）による、黄金期（ロシア時代）の録音で、難曲ヴァイオリン協奏曲（２曲）！
Ｄ．オイストラフは、今更語るまでもない、ロシアのみならず、２０世紀を代表する、超実力派の名ヴァイオリニストである。
彼の演奏活動や録音については、「生涯にわたり、一切の駄演（駄盤）なし！」と言われるが、取り分けロシア時代の録音（初期）は別次元である！
特に当盤は、多くのヴァイオリニストが敬遠しがちな超難曲（２曲）を、何とも涼しげに終始堪能出来る、超絶素晴らしい名演である！
まずはバルトークの構築的な構造を実に細やかに弾き切った、精緻な名演に感動するが、一番の聴きものは、やはりヒンデミットである！
第一楽章から、非常に完成度の高い作品解釈が冴えわたるが、取り分け最終楽章の長大なカデンツァが見事で、聴いた後には爽快感さえ漂う、Ｄ．オイストラフならではの超名演！
また音質についても、今回は最初期”ＶＳＧ”（青二色）の超高品質プレスで、最高の演奏を最高の音質で堪能できる、大変希少な１枚！  ＜曲目＞バルトーク ／ ヴァイオリン協奏曲第１番       Ｇ．ロジェストヴェンスキー（指揮）モスクワ放送Ｏｒ
ヒンデミット ／ ヴァイオリン協奏曲       Ｇ．ロジェストヴェンスキー（指揮）モスクワ放送Ｏｒ

＜レコード番号＞露メロディア Ｄ－１０９７７／８モスクワ・プレスの最初期”ＶＳＧ（青二色）”（共産党幹部クラス専用）レーベルで、１２インチ・フラット超重量盤の完全オリジナル。  ＜レコード・コンディション＞ＮＭ ～ ＮＭ＋ 殆ど未使用のピカピカの美品！ ただし、僅かにプレス・ミス等あり。（ 大きな影響はありません！ ）
※ ＜ この時代の ”初期ＶＳＧ” は、ビニールの素材からプレスまで、レギュラー盤とは全く別物です！ ＞  ＜ジャケット・コンディション＞デザインも見事な、ＶＳＧ専用のオリジナル・ジャケットで、表面＆裏面にもクレジットあり。状態も比較的に綺麗です。